しつけセミナー

 == ふぉん ==
昨日飼い主のためのセミナーを受けてきた。
近い場所にも教室はあるが、遠くても納得できる方がいいと
期待して出かけた。
もっと早くに受けていればレオンも私も気持ちよく穏やかに過ごせたものをと今にして思う。本当に納得できたのです。
2回目の予防注射さえ終っていればすぐに受けられたそうです。
今週からレオンのしつけ教室が始まります。
このセミナーを勧めてくださった、りまママさんにとても感謝しています。
そしてセミナー終了後にわざわざ、アンディちゃんとリマちゃんをつれて会いに来てくださったのだ。
ほんの一時の出会いでしたが、セミナーで安堵し、リマママさんとの語らいで心がほっこりした1日でした。

体罰じゃないと教えられた様々な方法は全て体罰ですよといわれた。
言葉の体罰、もちろん押さえ込む方法、マズルにパッチン、マズルに噛み付く。
私は全部レオンに試しました。
一つ一つ試すごとに、その場は大人しくなっても、決して解決はしていなかった。
噛み付くことだけは決して許してはいけないと、耳にタコが出来るくらいにそのことだけを色々な人から言われたこと。
部屋に放すと逃亡癖が付く、抱くと抱き癖が付き人の足に絡んで踏む原因に、3回注射を済ませないと外に出すことはならぬ、食べさせれば際限なく食べてしまうからとフードの制限。
本を読んでも決して解決策はなく、体罰は嫌だと思いつつも、
フードを思いっきり増やすことが出来ないためにおやつをご褒美として使うのを躊躇い、言葉でいくら誉めても改善はされなかった。
言葉は号令であり理解するのは難しいとのこと。
恐る恐るボーローをごほうびに使ったら、スンナリ反応するではないか。
その上知らない間にごっそりボーローを食べてしまっても、お腹の調子はすこぶる良くて、大量のう○ちをしただけ。
何のことはない、結局私がトラウマになっていただけのこと。
方法を知らないこともそうだが、動物の本来の習性を理解していないから、色々な人のしつけ方を藁をもつかむ思いで試してみた。
今思うと、環境や飼い主の考え方の違い犬種なども考慮せず、合っていない方法を次々と試しただけだった。
どれが正しいかではなく、どの方法が無理なく合っているかではないだろうか。
そのときは信じて行い、レオンにあっていないことを後で感じ、
ガッカリして、それ以上にこれも体罰ではとジレンマに陥る。
こんな繰り返しだったように思える。

いままで私が行ってきた事を全部お話し相談してみた。
社会性をまったく身に着けていないレオンは何を叱られているのかが分って居ないのでは、これ以上同じことを繰り返しても人間不信になり一人の世界に入り込むか、抵抗する気力を失うかになるそうだ。

抱っこして外を見せてあげることが大切だと聞き、帰宅後外を一回りしてきたら、家の中でもとても落ち着いている。
あたらしい体験をして疲れて眠る。
またあたらしいことに出会い、取り巻く環境を理解していくのだろう。
噛み付かれるのではなくて、噛み付かないように興味を他に向けることで解決していくのが無理のない方法だとおもう。
さて、これからは方法をレオンと共に学ぶのです。
いろんなワンチャンと出会って、レオンもどう変わっていくのでしょうね。